あなたの本当に望むことは何ですか?
自己理解していますか?
自分をよく知っていると、自分が望むことが何なのかがよくわかります。
しかし、自分をよく知らないと、頭で考える望みと、「心から望んでいること」が違っていることも多々あります。さらに、やってみないと、それもまた分からないものです。
筆者には、昔からの変わらない望みがあります。
家から出ず、できるだけ誰とも会わず、心からお気に入りのインテリアに囲まれた空間で、在宅で仕事をすること。
そしてペット達と一緒に昼寝をしたり、朝風呂したり、時に昼間からビールを飲んだり。それでいて、経済的、時間的、人間関係(組織)の自由を得ること。
そんな生活ができたら幸せだなぁっと、本気で思い、現在はその望みが叶い、理想のライフスタイルを送れるまでになりました。
「どうやって今のライフスタイルを手に入れたのですか?」
こんな声が聞こえてきそうですが、もちろん望みを叶えるために「随分とがんばってきたな」「あの時は、がんばらないと死んでいたかも…がんばり通せてよかった、生きることを選択してよかった」という時期もありました。
その時期から今をみると「こんな理想の未来が待っているなんて…」と思うわけです。
もしあの時、自分の心からの望みを信じず「もうダメだ」と思っていたら、この「今」はなかったでしょう。
そう考えると、自分が求める「本当の望みや理想」というのが、逆境を乗り越える、大きなエネルギーであると言えます。
本当の望みを知るために
さて、あなたが望む未来、理想ってなんでしょうか?
あなたの理想を思い描き、その未来の状態にチューニングできたら、未来は実現します。その「チューニングできているかどうか?」を知る合図、それは
沸き起こる「ワクワク」です。
しかし、性格が分析体質で、客観的なタイプの人は、この「ワクワク」感がキャッチしにくい傾向にあります。ですが、他の人のように「ワクワクする~♪」という感覚がなくても心配しないでください。感覚・特質の違いです。
分析タイプ、客観タイプの人は、小さな感情の動きや、「なんか楽しそう」とほのかに心の針が動く程度が、合図でもあります。
そして、その望む未来が、目立ちたいとかチヤホヤされたいとか、お金が欲しいとか、そんな自我の欲求であっても、そこを通らなければ次なるステージにはいけませんので、まずは、目指してみることです。
実際に上記のような経験をしますと、それらが大したものではないということに気付くかもしれません。
しかし、その経験を飛ばして、次なるステージへ行くのは、よほど高い意識レベルでないと、たどり着くのは無理な話です。
チヤホヤされるでも、お金を手にするでも、なんでも「経験したい!」と思ったものは、やってみたらいいのです。
望みを叶えた時こそ、真価を問われる時
ただ、望みを叶えた時こそ、「あなたがどう在るのか?」ここが運命の分かれ道となります。
望みを叶えたことで、利己的になったり、かつ人として大切な思いやりや優しさ、愛や感謝の気持ちを忘れ、金銭主義、物質主義、飽くなき歪んだ自我欲求にならぬよう、心がけが必要です。
と言っても、この加減が難しいのでしょう。それだけお金や知名度で、人は簡単に変わってしまうということを、たくさん見てきました。
これまで多くの人を見てきた経験上、起業家の場合、月収7桁を超えたあたりが、人が変わるかどうかの境目です。
ここで調子に乗ってしまうのか?
おかげさまの精神を持つのか?
残念ながら変わった人もいますし、ますます、感謝の気持ちに満ち溢れ、謙虚さが増し加わっていく人もいます。
本来は、成功すればするほど、「上には上がいる、その上にはさらに上がいる」ということを痛感しますから、謙虚にならざるを得ないのですけどね。
おっと、話を戻します。
筆者を含めアラフォー、アラフィフ世代の皆さんは、子育ても手離れ、もしくはあと一息、というところに突入している方がほとんどだと思います。
そして「もう一度、我が人生を歩みたい」と決意する人が多いようです。
まずは、あなたの望む未来や理想が分かれば、ファーストステップはOKです。
「なぜ?」が望みを叶える
次は、あなたの望みを叶える上で、最も大切なこと。それは動機を明確にするということです。
人は、動機付けがないと動けないばかりか、途中でいとも簡単に望みや理想を放り投げてしまいます。
「その望む未来、理想が欲しいのはなぜなのか?」
叶えたい動機を、自分の心に正直に質問して答えを確認してみましょう。
何事も、行動ありき!
あなたの望みと動機が、しっかりチューニングされていれば、少しスピリチュアルな表現ですが、宇宙が勝手に動くようになっています。
具体的には、人脈が繋がったり、思いもよらぬところからあなたの願いが叶えられそうになったり、理想の望みに近づくための道が開かれます。
しかし、「宇宙が勝手に動くから、何もしないで待っている」のではなく、あなたも行動が必要です。
人生の結果は〇〇にしか分からない
繰り返しますが、自分の理想の生き方や、本当に望むものは、必ず叶います。
お金が欲しい人は、お金が得られます。
地位や名誉が欲しい人は、それらが得られます。
結婚を望む人は、パートナーを得られます。
平穏が欲しければ、平穏が得られます。
そして、美しい生き方をしたい人は、美しく生きられます。
日本人は通信簿など、数字によって評価され慣れていますから、「結果を出す」というのは数字、または他者からの評価であったりします。
しかし、本当に結果というのは、自分にしかわからないものです。
他人がいくら評価をしても、あなたが納得しなければ、そうじゃないのでしょうし、他人が「そんなの結果じゃない」と否定しても、あなたが満足なら、それでいいのです。
「どう生きたか?」というのは、その瞬間ではわからず、最期、つまりこの世を去る時にわかるもの。
あなたが生きた本当の結果は、さて、どんな結果だと思いますか。
最後に、質問します。
・あなたの望むものや理想は何ですか?
・そして、なぜそれを手に入れたいのか?動機は何ですか?
・その動機はあなたの人生でどれほど重要ですか?
・それはなぜですか?
筆者としましては、これからも、質問で明確になったあなたの「なぜ?」のサポートができるよう、これまで以上に行動していきます。