wjproducts 苦しみも悲しみもあなたの財産になる
当時を振り返ってみえるもの
「生きているって大変だ、生きている意味がわからない、もう疲れた、お金がないってしんどい」・・・そんな経験を結構してきました。
今思えばそれほど大きな挫折でもなければ、敗北感でひれ伏してしまうというほどの経験ではない・・・しかしながら、なんか生きづらく、苦しかったあの日々。
若干30歳のワタナベ。これ以上の底辺はないなと、人生をあきらめかけていました。今から25年も前の話です。
お金がないって現実的にも大変なことですが、当時「お金がない」というところに意識を向けるのではなくて、辛かった状態でも「それでも生活できているよね」という、今の意識の使い方ができていたら、違っていただろうなと。
今思えば、当時のどん底状態は現在のライフスタイルを作るために、経験してよかったものだと自覚しています。
それでも生きているし、生きていく
もし、人生の中で敗北感と挫折を経験し、「今がその状態だ」という人がいたら、その状況が長い長い人生の中で、一番底辺だとしたらどうでしょうか？
これが人生の中で一番のどん底状態？これからの長い人生の中で、もうこれ以上の底辺を経験しなくて済むなら、ならまだまだやれるわ。何のこれしき！と、思えるのではないでしょうか？
そう、結局、それでも、今、あなたは生きています。
力抜いて生きるもよし、力いっぱい精一杯頑張ってそれを乗り越えるもよし、あなたのお好みの方法で生きていけばいいし、そこからが実はスタートだったりするのです。
簡単に抜ける方法もあれば、試行錯誤して、迷路のようにウネウネしながら抜けていく方法もあります。行きたい場所は決まっていても、遠回りして抜ける方法もあります。
人生は苦しみや悲しみ、過酷な試練などがあるものです。あったらあったで、あとは、自分がどう意味づけをするかで、乗り越え方は違ってきます。
人生は、それを知るために、敗北も挫折も苦しみも悲しみも試練も逆境もあるのです。そして乗り越えていく度に、ゲームのようにどんどん乗り越え方、攻略法が分かっていきます。
いつかその状態を抜けた時に、敗北感、挫折感、頼れる人もお金も何もかもがなくなった状態から、歯を食いしばりながら抜け出ることができた経験は、今後あなたにとって、何にも代えがたい財産です。
そして自ら乗り越えたことでの、大きな自信となっていくことでしょう。
人生に無駄なことはない
「人生に無駄なことはない」この言葉は真理で、この先も、無駄に見えることをたくさんやりながらも、実は無駄ではない、価値ある経験をたくさん貯めていきます。
遠回りしてみたいからウネウネと迷い歩んでみたり、サクッと抜けたいから素直に周りに耳を傾け、素直になりサクッと抜けてみたり、その自分の感情に浸ってみたいから、すぐに抜けようとしないのです。
そんな時は誰からのアドバイスも、いい言葉も、耳当たりのいい言葉たちも入ってきません。それならば入らなくてもいいです。試行錯誤して、自分の経験により乗り越え方を知ろうとしているのですから。
人生というゲームにおいて、敵がやってきた時にどの武器（経験値）を使って、敵をやっつけるのか？自分で乗り越え、自分で決めたいのです。
私も、頑固なところもあり、ウネウネと遠回りしながら人生航路を進んできましたから結局、世の中の法則を知って確信したのは、ここ10年くらいなものです。
とはいえ、一気に行きたい場所に辿り着いたわけでもないし、まだまだまだまだ山のふもとですが、それでも、法則に則って、着実に進んでいます。私は大器晩成型らしく、これからの人生がさらに楽しみです。
意味はあなたが決められる
もし、辛い経験や辛い記憶がの持っていても、そこまで傷跡が深くない程度のものならば、その経験を冷静に俯瞰しながら、「その出来事に教訓があるとしたら？」と質問し、教訓を抜き出しておいてください。
これは、NLPのタッド・ジェームズが考案した催眠療法の一つの、タイムライン・セラピーの一部です。つまり、記憶の認識を良い方に変え、それを記憶しておくという療法です。
すべての経験には意味があります。もっと言えば、すべての経験は自分で意味づけるもの。どうせ意味づけるのならば、いい意味づけをし、前向きに歩んでいきたいですね。