あなたの人生、すべて完璧
すべては完璧
冒頭から結論を申しますと、実はあなたの人生、すべて完璧なのです。
どういうことかというと、まずあちらの世界でにみずからの脚本につらい状況や過酷な状況を書いて、 なんと、人はこちらの世界でそれを演じて表現しています。
そして、それを見ている周りの人々にも、学びを与えています。(学ばない人も当然います、まるで自由参加の授業のようなもの)
ですから、あなたのつらいことも、苦しいことも、自分にとっての宿題であり、まわりにとってはケーススタディ、自分で選んでそうしているので、完璧なのです。
だから、苦しければ苦しいほど、「なんで私だけ?」と思うより、「随分とまた混み合った脚本を自分は書いてきたもんだな」と自分の脚本家としての能力をどうぞ褒め称えてください。
そんな風に考えると、ふっと心が軽くなりませんか。
人生をスクリーンに映してみよう~俯瞰すると見えてくる~
私、おそらくあちらの世界でも物書きやってたんじゃないかと、脚本家としてはかなりの才能を持っているのね・・・と思う程の人生劇場です。
若き頃は貧乏でドタバタで、やっと抜けたと思いきや、47歳頃からまた色んなことがありました。ここで、やっと落ち着くと見せてからの、また踏んだり蹴ったり。
ついに幸せを見つけたと思える、からの、裏切りと騙され、アクシデントやらトラブルやら病気やら事故やら・・・「まさか、死ぬまでこれやってんの?笑」と、時々自分に問いたくなります(笑)
しかし、これも私の人生のステージ、完璧なのだなと。今でこそみなさんより目立ったり、影響力や与えられているものが多いかもしれませんが、そのぶん、責任も面倒も大変なことも勉強しなければならないことも多いのです。
自分の苦しいことやしんどいこと、そして、自分がそれを演じている様子をどうぞスクリーンに映し出してご覧になって見て下さい。それが俯瞰するということです。
自分を客観的にみれない人が苦しみます。客観的に見れた時、自分の落ち度も間違いも見えてきます。
それぞれの場所にそれぞれの人生
ベストセラーになったシスター渡辺和子さんの著書「置かれた場所で咲きなさい」。まさに、人はそれぞれの置かれた場所というのがあって、そのそれぞれの場所で花を咲かすことができるものです。
みんなが同じようになれませんし、みんながお金持ちにもなれません。みんなが何も問題なくいくわけでもなく、主婦の立場だったり、親だったり、経営者だったり、お勤めされている人だったり、学生だったり。
でも、今の自分を俯瞰して、それぞれの置かれた場所で何ができるのか?そして自分なりに咲くことができるのです。
前述しましたが、人は、今生での課題を持ってきて(決めてきて)生まれてきた、という説を私は信じています。何度やっても、同じ問題で悩んでいるよね、苦しんでいるよね、うまくいかないよね、ということが今生での課題だったりしてね。
しかしながら、死ぬまでそれに向き合って、うまく生きる術(すべ)を少しずつ学んでいます。
私だけでなく、皆さんも年を取るごとに、少しずつ少しずつ、若かったときよりも問題が少なくなっていったり、たとえ課題が大きくはなっていても、若かりし頃よりも知恵も経験も増えてきて、乗り越えやすくなっていることでしょう。
もし、若い頃よりも、年を取ってきてからのほうが環境や精神がつらいケースの場合、何かがほんのちょっとだけ、こじれている可能性があります。
それに気付くために、立ち戻って謙虚であること、素直であること、自分の潜在意識の声をキャッチしてそれに従った行動をしてみること、感謝の気持ちをさらに湧き上がらせるトレーニングをしたりすることはおすすめです。
人生を全うした!と言える生き方を
最後に、私には懇意にしている占い師や霊能者が幾人かいますが、私のドタバタ人生を楽しんでいる人もいて・・・って、伝える私がゲラゲラ笑いながら報告するんですけどね。最も関係が長い占い師は、「ワタナベ薫の人生、おもしろい」と、いつも笑ってくれています。
占いに解決策とかを求めるわけでもなく、ただの守秘をしっかり守るカウンセラーのよう。だから、彼らもまた私の辛さに入り込みませんから、客観的に聞いてて面白いわけです。
苦しんでるのに、面白いとはひどい話に聞こえるかもしれませんが、これは自分で創ってきた脚本ですから、誰のせいにすることもできません。そしてそのドタバタの中でも、それぞれの場面で精一杯花を咲かせてきた、やり切った自負もあります。
と、ここまで書きましたが、この解釈は精神世界を信じているものの考え方ではありますが、私はこの考え方が楽なので採用しています。
すべて完璧です、大丈夫なのです。
あなたも私も同じ、それを問題にするのも、苦しみにするのも学びにするのも成長にするのも、自分次第ということです。
どうせ同じ経験をしなきゃならないのなら、楽しく成長しながら、それぞれの居場所や置かれた場所で人生を謳歌し、精一杯楽しく生きて、「人生を全うした」と、胸を張って言える。
私はそんな生き方をしたいと思っています。皆さんはいかがでしょうか?答えはあなたの中にありますよ。