他の人に自分の人生をコントロールさせない

他の人に自分の人生をコントロールさせない

「主体的に生きる」とは?

今年のクリスマスイブは日曜日、「クリスマスに一人は寂しい・・・」と思われる方は、商業体制に振り回されていたり、メディアの影響を多大に受けているだけ。多くの人が多くの人が恋人と過ごしているわけではありませんからね。

私はというと毎度、日曜日もクリスマスも関係ないので、ガンガン仕事しますよ!

さて、そんな本日の記事は、コーチング的な内容、「他の人に自分の人生をコントロールさせない方法」についてお伝えしたいと思います。私のこれまでのほとんどの人生、実に40年近くも、人にコントロールされることを許してきた人生でした。

コーチング倫理の中に、「主体的に生きる」というのがあります。つまり周りの目を気にせずに、自分で考え、自分で決定し、自分で行動し、そして自分の行動の責任を取ること。

私の40年近くの生き方は、”主体性”ってなんですか?”自分の決定”ってなんですか?”選択の権利”ってなんですか?それくらい頭がアホになっていましてね、自分の思考を使って考えたことがなかったのです。

自分の上に立つ者、組織の上に立つ者、そして、リーダー的な存在の人の決定に左右されていた。それを許してきたこと自体、自分の責任なのです。

今ならパールズの詩、ゲシュタルト療法の中の言葉がよくわかります。

「私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。私はあなたの期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。そしてあなたも、私の期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない」

私はその経験から、組織の中にいることや、コミュニティを作りその上に立つ中で相手に考えさせたりせず、自分の答えとなる主観を強く言うことがとても苦手ですし、そういうモチベーショントークも苦手です。

群れない女と今まで何度も呼ばれましたが、そのスタンスはこれからも変わらないと思います。それは、読者の皆様もきっと自分で自ら主体的に歩めると知っているから。

群れるって楽なのですが、自分の意見をしっかり伝えられる人でなければ、なかなかしんどいものです。

人生のハンドルを握っているのは誰か?

自分の人生をドライブに例えるとしたら、もちろん、平坦なまっすぐな道もあれば、舗装されていないデコボコ道もあり、もしかしたら、穴もあり、ぬかるみもあり、いろんなことが待っています。

その車のハンドルを握っているのは、誰か?自分の車で自分の行きたいところに行くドライブなのに、誰がハンドルを握っているのか?

もしくは、頼みもしないのに、助手席に乗っている人が、「こういう場合は右に行ったほうがいいよ!」とか、勝手にサイドブレーキをかけて車を止めたり・・・

30代後半までは、私の車には、いろんな人が乗り込んで、私にいろんな指図をしてきましたし、ある人は、私からハンドルまで奪う人すらいました。

簡単に言えば、「断れば?」って話なのですが、私は以前、全く断れない人間でした。

断れない弱さ?「いちいちうるさい。黙っててよ」と言えない弱さ?こういう状況を許していると、食べたくないものを食べ、行きたくもないところに行き、話したくない相手とヘラヘラ話し・・・そして、過干渉な人々を寄せ付けてしまう、そんな要因になってしまっているのです。

 「責任は自分にある」を受け入れよう

読者の皆様にも、もしそのような傾向があるとしたら、2024年はその車から、全員降りていただくのはいかがでしょうか?車のハンドルを握るのは、一人じゃないと運転はとても危険です。

誰かの言うことを聞くことと、自分の意志が相反するとき、まるでそれはハンドルを右に左に曲がろうとする力が働くのですから。事故に遭ってしまうことになります。

人生も、本当は誰だって自分の好きに生きたい。自分の意思で歩んで生きたい!という願いがありますから、脇から、こうしろ、ああしろと言われると迷いやら、自信喪失したりと、色んな弊害が起きてきます。

完全に自分の人生は自分の責任、と思えたら、自分の意志で右に曲がりそこに大きな穴があったとしても、「しょうがないな」と問題対処に取り掛かれるわけですが、もし、助手席に乗っていた誰かが、「絶対右にいきなよ」と言って、右に穴があり落ちてしまったら

「右って言ったじゃん!どうしてくれるんだ?」なんて、責任転嫁の癖がついてくるのです。究極、相手が言ったことを受け入れた時点から、責任は自分にあります。そこをまず理解しましょう。

そう、誰の責任でもない自分の責任です。そこを受け入れるとどんどん変化していきます。

反省はしても後悔はしない人生を

たった一度の今生での人生。死ぬときに後悔するのは、失敗したことではなくて、やらなかったことです。

自分で決定することなく、親、友人、会社の人々、世間一般の固定概念にとらわれて、やりたいことがやれなかったことを一番後悔するのです。

親からの信念が刷り込まれているケースが多いですが、それをあなたが心から受け入れられているならいいのですが、もし、そうじゃない場合は、誰のためでもない自分のための人生であることを思い出してみてください。

私たちは自分で決定したことを行動に移した時に、その結果云々ではなく、やれたことに成長を感じるものです。新しい年に向けて、何を決意したいですか?

うまくいかないことがあっても自分で決めたこと、反省はするけど後悔はしない、後悔のない人生を歩んでいきたいですね。

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