wjproducts がんばる？がんばらない？
がんばった時代を経て思うこと
今日の記事は、がんばりたくない人、がんばっている人に読んでいただきたいと思います。
できればゆるく生きたいですね。カチカチに固まった思考は、カチカチな硬い体を作るし、硬い心にもなるし、それゆえに、「こうでなければならない」という、がんじがらめの人生になってしまうから。
昔は私も本当に呼吸をして立っているだけでも、「自分、がんばっているな」と褒めたくなるほど、がんばってがんばってがんばって生きてきた30代があります。
振り返ると、あのころは確かに色んな意味で硬くて・・・でも、それが今の私の生き方や自信に繋がっている。今思えば本当にいい経験でした。
とはいえ、アラカンの歳となり、これまで「できること、やれることはやってきた！がんばりすぎた」と、自覚できるほどがんばってきましたので、もう、自分だけでがんばるのではなく、他力を使って、頼ってみようと。
もともとは、努力も忍耐も嫌いでした。それはなぜでしょうか？
「 がんばる」って苦行なの？
一般的にほとんどの人が「がんばる」という言葉は、「つらい」と「苦しい」とか「苦行」とか「しんどいこと」とリンクしているのではないでしょうか。
人は何かのワードに、ある感情や感覚をリンクさせています。「がんばる！」という言葉を聞いて、「よっしゃ！」と思う体育会系もいるでしょうし、ダラダラと何もしたくない人にとって「がんばる」という言葉は、苦痛で息苦しく感じることでしょう。
それは、その言葉にリンクさせてる感情の違いによって生まれます。
私は、昔は「がんばる」を「つらいこと」とリンクさせていましたから、それを思うたび、息苦しくつらく感じていました。しかし今、「がんばる」は苦行でもなく、「軽やかに、ラクして、楽しみながら物事をやる！」にリンクし直したので、すごくフットワークが軽いのです。
さらに、小さな何かを達成しただけで、脳内では、様々な神経伝達物質が出ます。達成感の時には、快楽物質のドーパミン。できなかったことができるようになったとき、モルヒネの何倍もの鎮静力があるβエンドルフィンなど、まだまだあります。
ですから、人が幸せを感じるのは、外的な要素が引き起こしとなり、脳内物質が分泌するお陰。つまり、何かをやり遂げた時の達成感や満足感は、人を幸福にし、行動できる人間にします。
「そのままでいいんだよ」って本当に？
一時期、自己啓発やスピリチュアルの流行りで、「何もしないで、○○しただけで○○が手に入る」とか、「願うだけで引き寄せる」とか、「いい気分でいるだけでいい」とか、「がんばらずに～」とか、とにかく何もしないでラクして手に入るよ、という流れがありました。
ダイエット系でも健康系でも同じ。「○○するだけで」「○○食べるだけで」痩せるとか、健康になるとか、柔らかくなるとか、小顔になるとか、オッパイが大きくなるとか・・・（オッパイは何度ひっかかったことでしょう。笑）
「何もしないで、お金持ちになりたい！」
「ラクして成功を手に入れたい！」
「がんばらずに目標を達成したい！」
「行動しないで願うだけで手に入れたい！」
これを望む人、まぁ多いことで。
そして、何もかも手に入れている人々、いわゆる成功者もまた、「がんばらずに何もしないで、こうなったよ」と、がんばったプロセスを明かさないので、それを鵜呑みにしている人も多いことでしょう。
とはいえ、成功者の人々もまた、とてつもない行動力があります。過去のがんばりのあとの、今の結果をただ見せているだけ。冷静な目で見たら、大分その人々は戦略的に、動く、動く、行動、行動、戦略。その連続です。
「がんばらないで～、ラクして～」は、ディズニーランドのように現実社会とかけ離れた一日を体感するような感じで、夢をみて楽しむなら大いに結構。
または、今のままで、今の変わらぬ状況の中での幸せを継続させたいだけなら、私はそれもいいな、とは思います。別に成功やらお金やらだけが幸せじゃありませんからね。
それでも結果が欲しいなら
しかし、こうなりたい、ああなりたい、もっと豊かになりたい、社会に還元したい、といった夢や目標があり、向上と成長を願うなら、違う手法でなければ手に入りません。
がんばるがんばらない関係なしに、行動が必要だからです。行動なきところに結果はついてきません。
ああ、やっぱりな・・・と残念に思った人、ガッカリしないでください。その行動が楽しければ、苦痛ではありませんよね。意識の仕組みを知ることによって、苦痛でなくなるどころか、脳内物質が手伝って、「楽しいー！」となります。
今日はここまで、続きは次回の記事でお伝えします。